何度もしつこく書いている通り、断薬後に生じた不具合解消に用いた手段は私の場合2つあります。
ヨガとEMDRです。

自律神経系の不調はヨガ、メンタル系の不調、いわゆるフラッシュバックや気分変調などは、EMDRが良く効きました。この2つの手段がなかったら、おそらく今でも思考の偏りは治っていなかったでしょうし、病前より元気になるなんてことはありえなかったと思います。

EMDRは毎回ではありませんが、心理士さんと話していく中でちょっと強めの不安があると判断されたネタについては、未だにやることがあります。

最近では、酷いあがり症をターゲットにやりました。
物凄い効き目&副作用(悪夢と眠気)がありましたが、たぶんもう過度に緊張することはない気がします。

私の場合、あがり症の原因は中学時代のいじめにありました。すっかり忘れていた当時の同級生の顔が生々しいイメージとなって浮かび上がり、EMDR完了後には、無機質な、雑誌のような本の1ページに印刷され、本としては残っているのだけれど、大きな意味は持たなくなりました。トラウマだった出来事が、スクラップされ、よくある雑誌の1ページ、それ以上でもそれ以下でもない、みたいな感覚になるのが不思議です。

前置きが長くなりましたが、タイトルの内容をば。

副作用はあれど、あまりに良く効くので、なんとか自宅でできないかといろいろと試行錯誤した結果、心理士さんとやった後のスッキリ感とまではいかないけれど、それなりに手ごたえのある方法を編み出しました。

 
EMDRって、こんなお手軽にやっちゃいけないでしょ、と思うのはやまやまなので、自己責任でお願いします。

また、以下には注意事項が書いてあるので、読みながらやらないでください。
最後まで読んで、リスクなどもご理解いただいた上でどうぞ。
私は専門家ではないので、責任はとれません。


1.安全な環境を確保する 
・スマホ画面の前だと気が散るので、PCのモニタの前にゆったり座る 
・飲み物やブランケットなど、安心できるものを手元に置いておく

2.(EMDRの)対象とする出来事をひとつ決める
・根本的なトラウマである必要はないです 

・つい最近の出来事でも良いです

3.その出来事に遭遇したときの自分の身体の感覚を言葉にしてみる
 心臓のあたりがえぐれる 喉がつまる など

4.3の身体の感覚をリアルに感じながら以下の動画を見ます
・ちゃんとやるときは、このブログのページ内で再生しないで全画面で!
・光を目で追う時は眼球だけを動かして首は振らないで!



英語に抵抗なければ ↓も元気出ます



5.見始めると、どんどん思考が飛びます
頭に浮かんだ思考はなるべくイメージに落とし込みます。
それらはまとまりがなく、短いスライドがどんどん入れ替わるようにさまざまなイメージが出てくることでしょう。
EMDRによって、頭の回転が速くなり、根本原因に辿っていっている証拠なので、最初のイメージにこだわる必要はありません。
また、それらのイメージに無理やりポジティブなこじつけをする必要はありません。
「ああ、あれもしんどかったなあ」とさっと思考を流します。

おそらく最終的に、その辛さを作った幼少期のトラウマにたどり着くと思います。

6.原因っぽい出来事にたどり着いたら
そのころの自分にかけてあげる優しい言葉を思い浮かべます。
「ああ、そういう理不尽な人っているよね…かわいそうに」
「あなたは悪くないよ、がんばっていたじゃない」
などなど。その時の精一杯を、決して責めないように。

7.場合によっては
今後の解決策なども出てくると思います。
ですが、誘導が自力である以上、あまり良い解決策じゃないこともあります。
「●●を我慢すればいいんだ、、、」「○○には近づかないようにしよう、、、」とかね。
自分のことがOKと思えて、諦めやネガティブがなく、心が楽になる方法が出てくるまで、1~6を繰り返しているとそのうち心が楽になる方法が見つかります。


と、私の場合はこんな感じです。


また、EMDRをセルフでやる、一番のリスクは
「根が深すぎることを対象にやってしまい、もとの安全な空間に戻れなくなる!」
ってことだと思います。

もし、入り込みやすく、そういうのが心配な人は、絶対に安全な空間というのをイメージして、その空間にEMDRで行けるようにしておくことが大事かなと思います。
「2.(EMDRの)対象とする出来事をひとつ決める」の部分を、今までで一番楽しくて、物凄く身体が軽くなった経験、もしなければ、そうなれるシチュエーションというのを思い浮かべて、通しでやっておいてくださいね。

或いは、モニタから目を離したときに、今いる部屋の中にある物で、目に入ったものをひとつづつ挙げていくのも良いです。

ブランケットや飲み物などを置いておくのもそのためで、安心できるものが近くにあり、今は安全な空間であることを思い出すことができます。


まったく効かないよ、という人もいる…でしょうね。 


EMDRってそもそも、心理士さんのことが完全に信頼できている前提でやるから、ただ光を見つめるだけの眼球運動の誘導でもここまで行けるわけで、「目ギョロギョロさせてるだけで楽になるわけないじゃん!」みたいにはじめっから否定的だったり、性格的に疑り深かったりすると難しいかも。 


私は信じて報われる可能性のあるものなら、割と素直に従うタイプゆえ、それなりの効果があるのだと思います。

これを読んだ方の苦しみが少しでも軽減しますように。
Good Luck!!!


2018.9 追記
EMDRでも治らない人の共通点を別記事に書きました。 (←click!)