ハバナイの今の活動が、本当に良い。
何をしてるかといえば、この期間暇だから、という理由で生配信をしまくってるんだな、、。
配信内容は、

・無観客ライブ
・自分のアルバムの全曲解説
・100枚のCDアルバムをネット上でファンと一緒に聞く
・1ヶ月に4曲をリリースするまでの制作過程を全部垂れ流し(曲がアレンジを重ねて変化していく様子を日々サンクラにアップしていく)

どれかをやってるミュージシャンはそりゃいるんだけど、全部並行してやっているのが凄すぎて、、、。ものすごい熱量ですよ、本当に。
こんなこと毎日できるの、まじで頭おかしい(←すごいほめている)

毎日のように下手すると日に数回とかのレベルで流れてくる配信を通して、毎日何かしらのクリエイティブが進捗を刻んでるのが手にとるようにわかる。

歌詞が誰かの一言で変わったりするのも目撃したし、曲作ってる途中で、ご飯食べてるのとか、知り合いが仕事をクビになった話をされてるのとか、だめになってしまったライブの払い戻し通知のメールを送るのとかも目撃した。
(そして本当に自分のところにもリアルタイムで届いて、不思議な感動があった)

もちろん、本人がそれを解説することはなくて、見てるファンが「今のって、○○だったんじゃない?」とわいのわいの言ってるだけなんだけども、、。

提供される形があまりに原石で、計算されてなくて視聴者に委ねられてて、リアリティーショー的興奮がある。

もの凄いものを現在進行で目撃している、、、
という気はビシビシしてるんだけど、うまく説明できてないかもしれない。


毎日熱量のある人がすぐそばにいる感じなので、無気力で情報番組に殺されかけてた私も何かできるんじゃないかという気がしてきた。
こういう他人の励まし方があるんだなと。


もちろん他のミュージシャンだって、もっとわかりやすく面白いことをしてるのはしってるんだけど、ハバナイのラフに垂れ流されてる日常の一部、あさほくの「あーこの曲星野源歌ってくれね〜かな〜」という軽口までもが今は尊くて、尊くて。


あさほく、インタビューなどで読んだこともあったけど、熱量の高さが尋常でない人なんだな、、。

知名度の割には、5年前の段階ですでに映画の題材にされてたり、熱狂的なファンがついてたりする理由がわかった。。。


こんな形で他人の人生を覗き見て、励まされることなんて初めてかもしれない。
ここでこんな風に自分が漲ってきてるのも、もしかしたらコロナ禍のおかげなのかもって今はすごく前向きになってるし、私なりのコロナ狂想曲を奏でたいなと決意している朝です。がんばろ、、、。